試食品の「買取・赤伝・メーカーサンプル」ってどういう意味?

      2017/02/27

買取・赤伝・サンプルのイメージ

買取赤伝メーカーサンプル・・・。
試食販売のマネキンさんにとって大切なこれらの言葉ですが、意味を理解しづらくはありませんか?

たとえば、次の指示内容を見たときに、何をすればいいのかピンとくるでしょうか。

「今回はカレールウの試食です。
ルウはメーカーサンプルがありますが、野菜と肉は赤伝に、お皿とスプーンは買取してください。」

これだけで何をすればいいのかピンとくる方は、ベテランマネキンさんです!
ですが、ほとんどのマネキンさんは、コレだけ聞いてもあまりピンとこないのではないでしょうか?

こうした買取・赤伝・メーカーサンプルのことを、まとめて「サンプル処理方法」などといいます。
試食販売のお仕事の中には、サンプル処理方法をとても細かく指定するものもあります。
もしこの方法を間違えてしまうと、マネキンさんのミスということで、報酬が減額されるなどペナルティーを受ける可能性もあるんです!

そんなことにならないために、この記事では試食販売のお仕事でとっても大切な「サンプル処理方法」について詳しく説明していきますね。

サンプル処理方法とは、「試食品を誰がどうやって用意するか」という意味です

サンプル処理方法というと、あまりピンとこないですよね。
サンプルというのは、ざっくり言えば「試食品」のことです。
そして、処理方法というのは「どうやって用意するか、お金は誰が払うのか」ということ。

つまり、「サンプル処理方法=試食品を誰がどうやって用意するのか」ということなんです。

ちなみに、cabic(キャビック)のサンプル処理方法には、下記の3種類あります。

サンプル処理方法 内容 マネキンさんの立て替え
買取(かいとり) マネキンさんがお店から試食品を買う方法。前清算と後清算の2種類。 あり
メーカーサンプル お店の方から「これが試食品ね」と言われたものを使う方法。 なし
赤伝(あかでん) お店の商品を試食用に使い、仕事終了時に使った数をお店の方に報告する方法。 なし

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

1.買取(かいとり)はマネキンさんの立て替えが必要!

買取は、サンプル処理方法の中でも特にメジャーな方法で、試食に使う商品をマネキンさんが自腹で購入するものです。
(※もちろん、報酬の振込と一緒に試食品代金も振り込まれるので、安心して下さい!)

試食人数が多ければ多いほど、試食に出す商品の数も増えるので、試食品をたくさん購入することになります。
このため、大勢の人が集まるような大型ショッピングモールなどでの仕事の場合、自腹金額は大きくなります。

基本的には3,000~5,000円あれば大丈夫ですが、こうした大型ショッピングモールなどでは1万円くらい持っていく方が安心です。

買取の方法には、下記の2種類があります。

  • 前清算:事前にレジで商品を購入し、それを試食に出す方法
  • 後清算:まず商品を試食に出し、空箱を捨てずに保管し、業務終了後にレジで代金を支払う方法

では、それぞれについて説明しますね。

前清算:事前にレジで商品を購入し、それを試食に出す方法

前清算は、試食に出す前に、レジで商品を購入しておく方法です。
試食の目標人数から、必要な試食品の数を予想する必要があります。

【具体的な方法】

試食販売の仕事が始まる前に、レジで試食品を購入します。
この時、次の2点を考えます。

  • 1つの商品で何人くらい試食できるか
  • お昼休憩までに何個の商品が必要か

たとえば、「1袋30個入りのお菓子を、300人に試食してもらう」という目標を派遣会社から言われたとします。

1人1個ずつ試食してもらうなら、この商品1袋で30人に試食してもらえます。
ということは、この日に必要な試食品の数は10袋ですね。

ただ、朝の段階では、本当に300人に試食してもらえるかどうか分からないので、お昼休憩までに出せそうな分だけ購入します。
業務時間が10~18時の7時間(休憩が13~14時)とすると、仕事スタートからお昼休憩までは3時間あります。
つまり、お昼休憩までで、この日の業務時間の7分の3(およそ半分弱)だけ過ぎるということですね。
ということで、朝の段階の買取では、この日に必要と予想される10袋の半分、つまり5袋をいったん購入しておきましょう。

足らなくなったら・・・

もし午前中に足りなくなったら、お店の担当者さまに一言伝えてから、買取にレジへ行きます。
「予想以上にたくさん試食が出ており、数が足らなくなったので、もう一度買取してきます!」と言えばOKです。

余ったら・・・

また、天候などの影響でお客様がほとんどいない時、買取した商品がだいぶ余ることもあります。
こうした場合は、午後の分の買取はせず、午前中に買った試食品を出来る限りたくさんのお客様に食べてもらいましょう。

このように、前清算では初めに試食に出す分を予想して、自腹で商品を買う必要があります。
すでに購入済みの商品を試食に出しているので、お店から万引きなどを疑われたりする可能性の少ないクリーンな方法です。

ですが、その日の試食に必要な商品の数を予想することはとても難しく、試食品が足らなくなったり余ったりしてしまうこともあります

足らなくなれば、もう一度買取をする必要があるため、レジに行っている間は試食台を空けることになりますよね。
お店の担当者さまによっては、このように試食台を空けていることを快く思われない可能性もあります。

反対に、買取した試食品が余ってしまった場合、試食に出せなかったものは破棄する必要があり、とても勿体ないです。

こうした事態を避けるために、次に説明する「後清算」という方法があります。

後清算:まず商品を試食に出し、空箱を捨てずに保管し、業務終了後にレジで代金を支払う方法

後清算は、お金を払う前の商品をそのまま試食に出してしまい、業務終了後に試食に使った数を報告&レジで支払いをする方法です。

後清算を希望する場合、お店の担当者さまからOKをもらわないといけません
朝のご挨拶の時に、「本日は買取対応となっておりますので、後清算させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」と聞いてみましょう。

【具体的な方法】

担当者さまにOKをもらえたなら、試食販売の対象商品をそのまま試食に使っていきます。
この時、商品を使い切った後の空き箱・袋などを捨てずに保管しておきます。

保管した空き箱や袋は、仕事が終わった後にレジに持って行き、商品を買うのと同じように清算するので、汚くならないように他のゴミとは分けておきましょう。
レジでは「試食販売の者ですが、後清算をお願いします」と言えば、清算してもらえます。

清算後も空き箱はまだ捨ててはいけません。
担当者さまに後清算のレシートと空き箱の数のチェックをしていただきましょう。
ただ、担当者さまはとても忙しいので、箱を一つ一つチェックすることは稀です。
「後清算のためレシートをご確認いただけますか?こちらが空き箱です。宜しければレシートに印鑑をいただけますか?」と言えばOKです。

レシートに(ついでに報告書にも)印鑑をもらえれば、空き箱は他のゴミと一緒に捨ててください。

ここまでが買取の2つの方法です。
初めに言いましたが、買取は試食販売の中でもとても多いサンプル処理方法ですので、しっかりマスターしましょう

また、買取には上限金額が設けられていることがあります
もし、上限金額まで買取したにもかかわらず、試食品が足らなくなった場合は、すぐに登録している派遣会社に相談しましょう!

2.メーカーサンプルは、お店から試食品として渡された物を使うだけ!

メーカーサンプルは、お店の担当者さまから「これが今日の試食品だよ」と渡されたものをひたすら試食に出す方法です。
このお店から渡される試食品は、この商品の販売元メーカー様からお店に届けられたもので、「サンプル」と呼ばれます。

このサンプルは試食用に届けられたものなので、余らせないことが大切です。
たくさんのお客様に食べてもらい、サンプルを使い切ることを優先しましょう。

また、頑張りすぎて早めにサンプルがなくなってしまったマネキンさんは、登録している派遣会社に報告しましょう!
サンプルがなくなった後のお仕事内容について、新しい指示がもらえます。

基本的に、試食販売の仕事内容は店舗ではなく、サンプルを送っている販売元メーカー様が行ないます。
このため、サンプルがなくなったことを派遣会社から販売元メーカー様にご報告して、仕事内容の指示をもらわないといけないんです。

ちなみに、サンプルがなくなった場合に多いケースには、以下のようなものがあります。

  • 試食なしで推奨販売(商品の宣伝)をする

サンプルがなくなった時点で試食は中止して、残りの業務時間は大きな声でお客様に商品を宣伝します。
試食よりも販売は難しくなりますが、マネキンさんの出費はありません。

  • 商品を買取して試食販売を続ける

商品を買取して、さらに試食を続行し、もっとたくさんのお客様に商品を食べてもらいます。
マネキンさんにとっては売りやすい状況が続きますが、急な出費となってしまいます。

どういった対応をとるかは、その時の販売元メーカー様の判断なので、自分で勝手な判断をしないように気をつけましょう。
勝手に判断してペナルティーを受けたり、買取金額が返金してもらえなかったら悲しいですからね。

3.赤伝(あかでん)は商品の空き箱の保管が大切!

赤伝は、商品をそのまま試食に出し、仕事が終わったら担当者さまに試食に使った商品の数を報告し、空き箱を渡して帰る方法です。
お店によっては、「マイナス伝票」「キャンセル伝票」「返品処理伝票」などとも呼ばれます。

また、空き箱のバーコード部分のみ切り取って渡すケースや、使用した数を報告するだけのケースなど、お店によって様々です。
朝のご挨拶の時に、「本日の試食は赤伝処理ですが、商品の空き箱などはどのようにお渡しすればよろしいですか?」と聞いておきましょう。

サンプル処理方法「買取・メーカーサンプル・赤伝」のまとめ

いかがでしたか?

サンプル処理方法は業務によって変わりますし、当日急に変更になることもあります。
今回の仕事のサンプル処理方法だけではなく、他の方法も知っておくことで急な変更にも余裕をもって対応できますよ。

また、急に買取に変更になった時のためにも、マネキンのお仕事があるときは5,000円程度はお財布に入れておくようにしましょう。

ちなみに、cabic(キャビック)ならお仕事の前にお金が振り込まれる「前払い制度」があるので、買取があるお仕事も金欠時だって安心して入れます!

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