【定番】ハム・ソーセージの試食販売の方法やコツまとめ

   

ハムやソーセージの試食販売イメージ

試食の定番といえば、「ハム&ソーセージ」です。
そのため、試食販売を続けている人の中には、ハム・ソーセージの試食販売を経験したことがあるという人も多いのではないでしょうか。

ですが、定番の試食品だからこそ、「現場に行けばなんとかなるだろう」と思って引き受けてしまい、いざ仕事が始まってから「あれ、これってどうすればいいんだろう??」と困ってしまう人がたくさんいるんです。

また、ハムとソーセージの試食販売はどちらも定番なので、同時に行う場合が多いんです。

そこで、今回はハムとソーセージの両方の試食販売について、必要な持ち物、方法やコツなどを一気に紹介します。
この記事を読んで、ハム&ソーセージの試食販売のお仕事を頑張っていただければ嬉しいです!

【ハム】の試食販売について

まずは、ハムの試食販売について紹介していきます。

【ハムの試食販売】
1.持ち物

ハムの試食販売に必要な持ち物は、以下の4つです。

  1. トング
    ハムをお皿に盛り付けたり、試食用の小皿に取り分けるときに使います。
    お箸(はし)よりもつかみやすいので、とても便利です。
  2. 包丁
    ハムを切り分けるのに使います。
    また、ハムを使ったサラダで試食を出すときにも、他の野菜をカットするのに使います。
  3. まな板
    ハムや野菜などをカットするときに使います。
    ペラペラの薄いタイプのものが100円均一ショップなどで買えます。
  4. 大きな皿(盛り付け用)
    ハムやサラダを盛り付けるために使います。

(派遣会社やお仕事の内容によっては、持ち物が異なることもありますので、必ずお仕事前には派遣会社からの案内をチェックしてくださいね。)

  【ハムの試食販売】
2.具体的な調理方法と手順

続いては、ハムの調理方法や試食販売の手順について紹介します。

カット方法は?

まずは、袋ごと半分に切りましょう
試食ハムの切り方
袋ごと切ったら、中身を取り出して、さらに食べやすいサイズに切っていきます。

カットサイズは?

切るときの大きさは、パクッと食べれる一口大です。
具体的には、およそ2~3センチ四方くらいのサイズに切りましょう。

また、ブロック(塊)タイプのハムの場合でも、2~3センチ角のサイコロ状が目安です。

試食メニューは?

カットしたら、そのままお皿に並べて提供するか、サラダなどを作ります。
派遣会社から指示があるとおりのメニューで提供しましょう。

よくあるメニューには、たとえば「コールスローサラダ」や「生野菜のハム巻き」などがあります。

【ハムの試食販売】
3.盛りつけ方と試食提供方法

大皿全体にいきわたるように並べて盛りつけ、つまようじをランダムに刺します。

ハムを使ったサラダの試食販売 ハムの試食販売

派遣会社や店舗から小皿で試食提供するように指示があれば、小皿に一口分ずつ盛りつけます。

ハムサラダの小皿での試食販売


ここまで、ハムの試食販売について紹介しました。
続いては、ソーセージについて詳しく紹介しますね。

【ソーセージ】の試食販売について

ソーセージの試食販売は、基本的にはハムと同じですが、"加熱調理が必要"という点がハムとは異なります

【ソーセージの試食販売】
1.持ち物

ソーセージの試食販売に必要な持ち物は、以下の7つです。

  1. トング
    ソーセージを加熱調理したり、盛りつけのときに使います。
    お箸(はし)よりもつかみやすいので、とても便利です。
  2. 包丁
    ソーセージを切るのに使います。
  3. 調理用はさみ
    ソーセージの袋を開けたり、包丁の代わりにソーセージを切ったりするのに使います。
    ハサミは包丁ほどキレイにソーセージを切れませんが、時間を短縮できるので、忙しい時間帯などにはピッタリの方法です。
  4. まな板
    ソーセージを切るときにつかいます。
  5. クッキングシート
    ソーセージを加熱調理するとき、ホットプレートやグリル鍋の上に敷いて使います。
    ホットプレートなどを汚さずに調理できるので、つぎつぎと調理を続けられます。
  6. ホットプレート(グリル鍋)
    ソーセージの加熱調理に使います。
    派遣会社によっては自分で持っていく必要があったり、お店まで届けてくれていたりします。
    ちなみに、cabicでは必要な機材はすべてお店まで届けています。
  7. 大皿(商品を盛る為)
    ソーセージや付け合わせの野菜などを盛りつけるのに使います。

(派遣会社やお仕事の内容によっては、持ち物が異なることもありますので、必ずお仕事前には派遣会社からの案内をチェックしてくださいね。)

 【ソーセージの試食販売】
2.具体的な調理方法と手順

続いては、ソーセージの調理方法や試食販売の手順について紹介します。

カットの方法は?

ソーセージに対して垂直方向ではなく、斜めに切るようにします。
ソーセージをくるくると回しながら斜めに切る(乱切りにする)と、断面が大きくなるので、一口サイズでも大きく見えてお客様に喜んでもらえます。
試食用ソーセージの切り方

夕方ごろなどお客様が多い時間帯には、包丁よりも手早くカットできる調理用ハサミでカットしてもOKです。
ただ、包丁よりもキレイに切るのがムズカシイので、忙しくない時間帯はなるべく包丁でカットするのがオススメです。

カットのサイズは?

1本のソーセージを5~7等分ぐらいに切ります。
具体的には、長さ2~3センチくらいの一口サイズが目安です。

調理方法は?

ソーセージには加熱調理が必要です。
グリル鍋やホットプレートに、加熱調理OKのクッキングシートを敷いて調理します
ソーセージの試食用調理

【ソーセージの試食販売】
3.盛り付け方と試食提供方法

大皿に焼いたソーセージを並べるように盛りつけ、ランダムに数本のつまようじを刺しておきましょう。
生野菜などの付け合わせを添えると、見た目が美しくなり、お客様の目にとまりやすくなります。
ソーセージの試食盛りつけ

生野菜には、キュウリ・パセリ・プチトマト・レモンスライスなどがオススメです。


ここまで、ソーセージの試食販売について紹介しました。
最後に、ハム&ソーセージの共通点について紹介します。

ハム&ソーセージの共通事項

ハムとソーセージの試食販売で共通なのは、サンプル処理方法とセールストークです。
それぞれについて、詳しく説明しますね。

【ハム&ソーセージの共通事項】
1.赤伝・買取などのサンプル処理方法

試食販売に使うハムやソーセージは、以下の3つの方法のいずれかで調達するのが一般的です。

  1. 赤伝(あかでん)
    →商品として並んでいるものを使い、使った分をお店の担当者さまに後から報告する方法。
    正しい個数を報告する必要があるので、試食に使った分が分かるようにしておきます。
    ほかにも「マイナス伝票」「キャンセル伝票」などと呼ばれます。
  2. 買取(かいとり)
    →商品をマネキンさんがレジで買い、レシートを派遣会社に送付する方法。
    仕事の後にまとめて買取をする「後清算」の場合が多いので、試食に使った分が分かるようにしておきます。
  3. メーカーサンプル
    →あらかじめ、お店に試食用の商品がサンプルとして届いている方法。
    お店の方から「サンプル届いてるよ」と言って渡してもらえます。
    ほかにも「サンプル」などと呼ばれます。

これら3つの中でも、ハムやソーセージでは「1.赤伝」か「2.買取」の方法が一般的です。

どの方法であっても、試食販売が終わってから、試食用に商品をどれだけ使ったかを把握できることが大切です。
そのため、試食に使った商品のパッケージ(空箱・袋)を捨てないで取っておきましょう

その日の試食販売が終わったら、「1.赤伝」ならお店の担当者さまにパッケージを渡し「2.買取」ならレジに持っていって清算をします。

赤伝や買取、メーカーサンプルなどについては、「買取・赤伝・メーカーサンプルってどういう意味?」の記事で詳しく説明しているので、よろしければ読んでみてください!

【ハム&ソーセージの共通事項】
2.セールストーク

ハムとソーセージは、どちらも手間なくおかずを増やしたり、お肉の代わりに使ったりするのに便利な食材ですよね。
そのため、以下のような呼びかけが効果的です。

「今日の夕食や、明日のお弁当のおかずの"もう一品"にいかがですか?」

「チャーハンや野菜炒め、ポトフやシチュー、ナポリタンスパゲッティなど、どんなメニューも簡単に作れます」

また、セールストークの作り方については「たくさん売る&試食してもらうコツ」でも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。


 

いかがでしたか?

試食販売の定番商品「ハム&ソーセージ」ですが、初めてだと戸惑うこともたくさんあります。
この記事が、初めてハム&ソーセージのお仕事に入る人のお役にたてれば嬉しいです!

ちなみに、cabic株式会社でもたくさんのハム&ソーセージのお仕事を用意しています。
ホットプレートやグリル鍋の郵送や、丁寧なサポートもありますので、興味がある方はぜひcabicでお仕事を探してみてくださいね。

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