試食販売マネキンの服装の正解はコレ!

      2018/11/29

試食販売のマネキンのお仕事が決まると、次々とギモンや悩みが出てきますよね。

たとえば、cabic(キャビック)にご登録のマネキンさんからは、“服装”についての質問が多いです。

「服装はこんな感じで大丈夫?」
「お店に着くまでは何を着ていけばいいの?」
「着替えってどこでするの?」
などなど。

そこで、この記事では試食販売マネキンの時の正しい服装について、徹底解説していきます。

試食・試飲中は、無地のモノトーンで清潔にするのが正解

試食販売マネキンの服装

試食や試飲、推奨販売のマネキンでは、衣装の支給がない場合、上のイラストのような服装が正解です。
つまり、基本的には「モノトーン」「無地」「清潔」という要素をクリアできればOKということです!

ですが、「こんな服やエプロンなんて持ってない!」という人もいると思います。

そんな人のために、それぞれのアイテムについての例外や詳しい条件などを説明していきますね。

トップス(上の服)は、無地の白シャツ&黒系カーディガンなら大体OK

トップス(上の服)の基本は、“無地の白シャツ”です。
白シャツというのは、襟(えり)が付いているカッターシャツ(Yシャツ)のことです。

このため、襟は丸襟・立ち襟・フリル襟・開襟でもOKです。
ただし、リボン襟はリボン部分が食品に触れてしまう可能性があり、不衛生なのでやめましょう

また、スーパーなどは夏でも冷えることが多いので、カーディガンがあると安心です。
このカーディガンは、無地の黒系であればOKです。
具体的には、黒~グレーです。

カーディガンのデザインに関してはノーマル(普通)のものなら問題ないので、Vネック・Uネック・首が詰まったもの全てOKです。

ただし、カーディガンが大きめで袖が手の甲を隠してしまう場合は、不衛生なので手首が見えるところまで袖をまくりましょう

ボトムス(下の服)は、無地の黒スカートまたは黒ズボンならOK

ボトムス(下の服)の基本は、“無地で黒であること”です。

スカートかパンツ(ズボン)かは特に決まっていないので、持っているものを使いましょう。

では、スカートとパンツ(ズボン)のそれぞれについて、詳しい条件について見てみましょう。

スカートはヒザ丈で動きやすいもの

スカートは、ヒザ丈で動きやすい素材のタイトスカートにしましょう。
イメージは、リクルートスーツのスカートです。

また、試食・試飲販売では、商品補充や試食ゴミの整理などで立ったりしゃがんだりと頻繁に動くので、動きやすさはとても大切です。

ストレッチが効いていて伸び縮みしやすく、ヒラヒラしないものを選びましょう。
また、ヒザより上の短いスカートは避けましょう

パンツ(ズボン)は太すぎず動きやすいもの

パンツ(ズボン)は、太すぎないデザインの動きやすいものを選びましょう。
イメージは、リクルートスーツのパンツ(ズボン)です。

動きやすさが大切なのは、スカートの説明でもお話したように、試食販売ではしゃがみ仕事も多いからです。

動きやすいパンツ(ズボン)というと、ジーパン(デニムパンツ)をイメージしてしまいがちですが、ジーパンはNGです!

また、チノパンはOKですが、ストリート系のようなダボダボのものはNGです。

一般的なストレートパンツ~やや細身のパンツを選びましょう。

靴(くつ)は、黒の無地ならパンプスでもスニーカーでもOK

靴(くつ)の基本は、“黒の無地であること”です。
黒の無地であれば、革靴・パンプス・スニーカー・バレエシューズ・ローファー・ドライビングシューズ・スリッポンはOKです。

逆にNGなのは、派手なデザインやラフすぎるものです。
たとえば、以下のようなものが挙げられます。

  • サンダル、ミュール、クロックスなどかかとがないもの
  • オープントゥなどつま先がないもの
  • ブーツ
  • ピンヒールなどヒールが高すぎたり細すぎるもの

また、7時間ほどの立ち仕事となるので、足の疲れが溜まりにくい靴を選ぶようにしましょう。

ストッキングや靴下は、目立たなければOK

ストッキングや靴下の基本は、“目立たないこと”です。
つまり、ベージュや黒の無地であればOKです。

エプロン・バンダナは、胸当てあり&ロゴ(キャラクター)無しならOK

エプロンとバンダナの基本は、“胸当てあり&ロゴ(キャラクター)無しなら自由”です。
つまり、無地・ストライプ・花柄・チェック柄でもOK黒・赤・青・黄でもOKということです。

胸当てありというのは、上半身と下半身ともに隠すタイプのエプロンということです。
エプロンの中には、カフェエプロン(ギャルソンエプロン)といって、腰から下だけを隠すタイプのものがあります。

カフェエプロン

こうしたカフェエプロンタイプはNGですので、オーソドックスなエプロンを選びましょう。

次に、ロゴ無し・キャラクター無しというのは、会社のブランドロゴやキャラクターがプリントされていないということです。
たとえば、マネキンさんがA社の商品の試食販売中に、B社のロゴマーク入りのエプロンやバンダナを着ていたとします。
きっとお客様は、「この人は一体どこの会社の人?」と不審に思いますよね。
こうした事態を避けるためにも、どこかの会社のロゴやキャラクター入りのエプロンやバンダナはやめましょう

このように、エプロンやバンダナは、マネキンさんの印象を大きく左右します
つまり、エプロンやバンダナを上手く使えば、お客様からの印象をアップさせることが出来るということなんです!
お客様とマネキンさんの出会いは一瞬のものですから、第一印象は非常に大切ですよね。
少しでも印象アップできれば、試食人数や販売数を伸ばせるので、その日の仕事内容に合わせてエプロンなどをコーディネートするのもオススメです。

たとえば、エプロンの色がお客様に与える印象と、ピッタリな仕事内容は以下のようなものがあります。

黒系のエプロン&バンダナ

ちょっとシックな印象になるので、高級なハムやワインなどの試食の時にはピッタリです。

赤系のエプロン&バンダナ

元気で家庭的な印象になるので、お弁当のおかずなどの試食にピッタリです。

青系のエプロン&バンダナ

清潔感のある印象になるので、洗剤などの推奨販売にピッタリです。


ここまでは、服装についてまとめてきましたが、イメージは沸きましたか?

続いては、ヘアスタイルとメイクについても触れておきますね。

試食マネキンのヘアスタイルとメイクは、清潔感がポイントです!

服装と同じように、ヘアスタイルやメイクも“清楚で清潔なイメージ”になるよう心がけるのがポイントです。

それぞれについて見ていきましょう。

ヘアスタイルは、カラーレベル8以下&肩より長いならまとめましょう

ヘアスタイルの基本は、“ヘアカラーレベル8以下”“髪が長ければまとめる”の2点です。

カラーレベルは、レベル8より暗くしましょう

カラーレベルとは、髪色の明るさの目安です。
レベル8については、こちらの美容室エネス様のサイトがとても参考になりますので、チェックしてみてください。

レベル8より明るくなると、清潔感が減ってしまい、試食や試飲などではマイナスイメージとなる場合があります。
髪色が明るすぎる人は、仕事の前にトーンダウンしておきましょう

髪の長さが肩より長ければ、まとめ髪にしましょう

髪の毛が肩より長い場合、必ずまとめ髪にしましょう

この時、ヘアアクセサリーは黒系で無地のゴムやピンを使いましょう。
また、黒の無地であっても、シュシュやバレッタなど大きいヘアアクセサリーはNGです。
プレーンなヘアゴムとアメピンなどを選びましょう。

髪の毛はほとんどバンダナで隠れてしまいますが、「可愛いヘアアレンジじゃないとイヤ!」という人は、「ヘアアレンジ アクセなし」で検索してみましょう。
可愛くてオシャレなアレンジがたくさん出てくるのでオススメです。

「ヘアアレンジ アクセなし」の検索結果はこちら

メイクはナチュラルメイクにしましょう

マネキンさんは食べ物を扱うので、メイクの基本は“ナチュラルで清潔にすること”です。

このため、いわゆる「ナチュラルメイク」を心がけましょう

たとえば、以下のようなメイクはNGです。

  • つけまつげ、コッテリしたマスカラ
  • カラーやラメが目立つアイシャドー
  • 濃い目のチークやリップカラー(口紅)
  • 塗りすぎのファンデーションやパウダー
  • スッピン

ヘアスタイルとメイクについても、イメージが沸きましたか?

マネキンさんは、宣伝をする商品の販売元メーカー様の代表として、お店に立つことになります。
メーカー様のイメージや品位を落とさないよう、清潔感を大切にした身なりを意識するように心がけましょう。

ただ気になるのが、仕事場まではどんなファッションで行けばいいのかですよね。

ということで、最後に仕事場までの服装についてまとめます。

仕事場までは仕事着で行くのがオススメ!

マネキンさんには、仕事着(白シャツ&黒スカートまたはズボン)で家を出ることをオススメしています。

なぜなら、着替える場所に困りやすく、荷物も多くなってしまうからです。

たとえば、お店のバックヤード(お店の方が作業する場所)には、着替え場所が設置されていない場合もあります
また、朝は従業員の方も時間に追われているので、着替えの場所を聞くことが難しいこともあります。

さらに、従業員用のトイレも非常に混みます。
もし、マネキンさんが従業員用トイレで着替えをしてしまうと、お店の方たちはトイレが使えなくなり、迷惑をかけてしまいます

このため、どうしても私服で行って仕事場で着替えたいという人は、最寄り駅のトイレで着替えるのがベターとなるでしょう。

ただ、この場合は荷物が多くなるので、バックヤードに大きな荷物を置くことになります。
バックヤードは人の出入りが激しいので、大きな荷物はジャマになりやすいく、お店の方に迷惑をかけてしまうかもしれません。

こうした理由から、よほどの理由がない限りは、仕事場でエプロンとバンダナを着けるだけでOKという状態で家を出ることをオススメします

試食マネキンの服装のまとめ

いかがでしたか?

試食販売・試飲販売・推奨販売では、マネキンさんのイメージと商品販売元メーカー様のイメージが直結するため、マネキンさんの服装はとても大切です。

清潔で清楚なイメージを心がけて、お仕事を楽しんでくださいね!

 

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